①ブルゴーニュ日記「シャブリ試飲&ランチ」

コートドール 沖映通り店

2017年04月20日 01:08

こんにちは

B1Fワインショップスタッフのスドウです。

実は、2月に、三国ワイン様のツアーで
フランスのブルゴーニュへ行って来ました

今回は
ブルゴーニュの名門「ジョセフ・ドルーアン」
をめぐるツアーで
シャブリ~コートドール~ボジョレー
北から南へ縦断し
それぞれの畑を見たり
それぞれのワインを試飲したり
カーヴや樽工場の見学もしてきました。

遅ればせながらですが
これから数回にわたり
その時のレポートをしていきます


ではでは、いざ出発

羽田空港からシャルル・ド・ゴール・パリ空港までは
約12時間のフライト

今回、初めてAir France に乗ったのですが
乗ってすぐ驚いたのが、救命装置の説明のビデオ!
えっ、こんな感じでいいの?!
そしてさすがフランス!!
と驚きました・・・


早朝、パリ空港に到着し
バスに乗り換え、いざシャブリへ

シャブリにあるドルーアン社の建物の中で
レクチャー&試飲会が始まりました。




レクチャーはまずシャブリの基本情報から

「グランクリュは全て右岸なんだよ。」
「プルミエクリュは左岸が多いんだよ。」


そして

「造られたワインの7割が輸出されるんだよ。」

等々のお話しの中で
特に意外だったのは

いわゆる「キンメリジャン」はかなり深くて
実際には掘っても掘っても出てこないということ。

それから海外マーケットシェアで
日本が第3位だということ。

日本はお寿司やお刺身など、
生魚を食べることが多いからでしょうね
かつて海の中だったシャブリの土壌からできる
ブドウで作られるワインが日本人にマッチするのは
必然なんだなぁとあらためて実感したのでした。


さぁそしてお待ちかねのテイスティング




シャブリばかり6種類。
シャブリオンリーの飲み比べは初めてです
こうやってくらべてみると
やっぱりひとつひとつ個性があって違いがあるんですよね。
おもしろい

そして長時間フライトでちょっと疲れた体に
シャブリのさわやかさがちょうどいい

当店でもおなじみの「ヴォードン」
リンゴや蜜などの少し甘いニュアンス。
これは、2015年は乾燥してブドウが完熟したため
酸がちょっと少なめだったからだそう。

個人的に一番好きだったのは
「プルミエクリュ ヴァイヨン 2014年」 でした。
白ワインに特有のミネラルを感じる香りが強く
酸とのバランスもいい感じ

全体的に、上品で、でもしっかりとそれぞれの個性があり
ドルーアンのシャブリはおいしいなぁと率直に思いました


そしてその後はランチ畑へ向かいます。

途中でシャブリの町を10分ほど散策


かわいい&品ぞろえの豊富な八百屋さん



1軒だけ出会えたワインショップ

絵になります。

中をのぞいてみたら
意外とボルドーや南仏のワインもたくさん



そしてランチは家庭料理系のお店へ


バレンタインということでお店全体やお庭が
ハートがいっぱいデコレーションされていました

ここで初めて
Oeuf en Meurette ウフ・アン・ムレット
ポーチドエッグの赤ワイン煮
を食べました
(ソムリエ教本にも出てくる定番ですね)


ちなみに前菜のサラダ
(中身ものすごいボリューム!)


このサラダにも卵が入っていて
ウフムレットには3個も卵が入っていて
いちどに4個の卵を食べちゃいました
フランスではこんなのフツウなんですかね

そして合わせたワインは
ジヴリィ 2013


華やかな香りでも軽やかな味わいで
ウフ・アン・ムーレットとも相性◎


ごちそうさまでした~


さて午後からはいざ畑へ


次回へ続きます


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ショップスタッフ須藤のブルゴーニュ日記

②「シャブリ畑&ディナー」
http://claret.ti-da.net/e9511461.html

③「カーヴ見学&ランチ」
http://claret.ti-da.net/e9563126.html

④「コートドール畑見学&怒涛の試飲!」
http://claret.ti-da.net/e9624547.html

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