コートドールスタッフブログ

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楽しかったボルドー研修最終日の次の日

僕たちは……











パリにいました

いえーい
パリ観光満喫してまーす



エッフェル塔ー



こちらはエッフェル塔近くの橋からみた
セーヌ川ー
遊覧船が行き交っています



こちらはパリの市庁舎



歴史の情緒ただよう建物の厳かな時計の下には
ここフランスで象徴的な意味をもつ
“自由”、“平等”、“博愛”の言葉が



そしてルーヴル美術館
ぜひとも入りたかったけど今回は
残念ながら時間がなくて断念


とまあ観光をたっぷりと楽しんだわけですが
なぜにパリまで来たかというと
実はシャンパーニュ地方にいくためなのです

アソビニキタワケジャナイヨー






こちらの地図をご覧いただくとお分かりいただけるように
シャンパーニュはパリからやや南東に位置しています

まあ地図でみたら近いですが
大きな懸念がここでひとつ



なんと、これまで丁寧に現地を案内してくれた
“スィーツ男子”の………は余計ですな笑

L'Astreの井田さんが本業のお仕事の為
僕らと別行動になるのです


今回の旅は井田さんをはじめとする
L'Astreさんの多大なるご尽力とご厚意なしには
実現しえないものでした

L'Astreさんのおかげで非常に実りの多い旅となったことは
言うまでもありません
別行動になってしまうのは寂しいですが
お仕事なのでしょうがない


井田さん、本当にありがとうございました



井田さん、僕らはあなたのことを決して忘れません



井田さん、フォーエバー





というような

涙を誘う永久の別れ的なものは
まったくなく
双方とも爽やかに別れました笑

L'Astreさん、これからも末永くお付き合いいただけますよう
よろしくお願い申し上げますm(_ _)m

そんなわけで

S川店長と僕とで
全身全霊をかけたボディランゲージを
フル活用した男二人旅がスタート

パリ観光を楽しんだ次の日

朝8時に出発して慣れない地下鉄に飛び乗り
駅員さんにがっつり日本語で質問を繰り返しながら
どうにかTJVに乗り込み、やっとの思いでついたのはここ



MOET & CHANDON (モエ・エ・シャンドン)

言わずと知れたシャンパーニュの代名詞
「モエ・エ・シャンドン」社の本社です

創業以来、数々の著名人に愛され
世界の様々な歴史的シーンを彩ってきた
業界最大手のシャンパーニュ・メゾン



本社ビルの入り口には
シャンパーニュという飲み物を生み出し
その洗練に命をかけた修道士“ドン・ペリニョン”の像があります

高貴なお顔立ちですな

その昔、皇帝ナポレオンはシャンパーニュを愛飲しており
戦いに旅立つ前にはシャンパーニュ地方に立ち寄り
シャンパーニュを飲んでいたとの逸話もあります

モエ・エ・シャンドン社の3代目当主ジャン・レミー・モエは
そんなナポレオンと深い交流があったそうで
メゾンにナポレオンが訪問してきたこともあったそうな



こちらの部屋は“皇帝”ナポレオンに
ちなんで“アンペリアル(皇帝)サロン”と呼ばれており
ナポレオンが好んだという緑色で部屋が彩られています



その部屋で飲ませていただいたのは
「モエ・エ・シャンドン　グラン・ヴィンテージ 2002」


シャンパーニュ業界ではとても注目を浴びた1本で
通常のヴィンテージシャンパーニュのリリースとは異なり

2003年ヴィンテージがリリースされた後に
この2002年ヴィンテージがリリースされるという
まったく逆の順序で市場に登場しました

これはモエ・エ・シャンドン社の
最高醸造責任者のブノワ・ゴエズ氏が
グラン・ヴィンテージ 2002を2008年にリリースするのは
このワインの並外れた熟成力の観点からすると
時期尚早であると判断し

反対にグラン ヴィンテージ 2003は収穫年の影響もあり
比較的早く熟成に達したので先に2008年にリリースしたそうです

そして、熟成を迎え満を持してリリースされたのが
この2002年ヴィンテージ


ティスティングコメントとしては
長期の熟成を経た証しである燻したような香りと
香ばしいトースト香、そしてその奥に
はっきりとミツのニュアンスが感じられました

味わいもミネラル感にあふれ、少しミツっぽい
甘みのようなものも感じます

いやーいいもんごちそうになりましたゲフ

そのあと、日本人スタッフが見えられて、
日本語で案内していただけましたらっきー



こちらは初代クロード・モエの肖像画



こちらは広大な地下セラーの奥にあるティスティングスペース
いちいちオシャレです

シャンパーニュのスタンダード・キュヴェは
単一の収穫年でつくったワインを保管し
それらのリザーヴワインをアッサンブラージュして
シャンパーニュをつくりますが

モエ・エ・シャンドンのスタンダードキュヴェでは、
過去3年間のリザーヴワインを
用いるのが一般的だそう

それはモエ・エ・シャンドンが目指す味わいが
“フレッシュ”なスタイルであるからだとおっしゃっていました

そのほか、いろいろ細かく案内していただいたのを
ビデオカメラを使ってムービーで記録したのですが

ここのブログへのムービーの貼り付け方がわからないので
アップできません笑
ゴメンナサイ

見たい方はぜひ店頭まで



長い歴史の中でブランディングされ
確固とした唯一無二の地位を築いた
高貴なシャンパーニュ・メゾンでした



というわけで
6日間におよぶワイナリー巡りの旅はここが実は最終地

毎日がとっても刺激にあふれていて
楽しく勉強になった旅でした

あと1泊でいよいよフランスから離れます

vol.11へ続く

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